2012年08月12日

昭和28年 大水害について

昭和28年8月14曰、夕方から降り出した雨は夜中に激しくなり15日の5時ごろ雷鳴と同時に山津波がおきました。
山の斜面が樹木の立ったまま崩れ落ち、一面が泥海となりました。
夜が明け雨が止んだ後、多羅尾の人々は自然の猛威にただ茫然とするばかりであったといいます。
村役場の方、消防団の方を中心に、家の下敷きになった人の救助、行方不明者の捜索などが行われました。
死者44名、負傷者130名以上、殆どの耕地を失い全壊状態だったそうです。
家族を失った人、生きうめになって救出された人など実際に体験された方の回顧録を読ませてもらうと何ともいえない気持ちになります。
そして、絶望的だった状態から村民の皆さん等の大変な苦労のおかげで現在の多羅尾があります。
今年も、お盆がきました。
まだそんな昔でないころ、私たちの住んでいる多羅尾でおこった話、うまく文章にできませんが多くの方に知っていただければと思いました。


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この記事へのコメント
小学校の時に、体験談を聞くという社会学習をした事を思い出します。 いつまでも後世に語り継がれなければなりません。
災害から生命や財産を守る為に、15日には消防団が訓練をされます。暑い中、本当にご苦労様です。
Posted by 瀬野秀徳 at 2012年08月12日 17:27
雷が一晩中轟いていました。
ぎん(犬の女の子)は雷が怖くて一晩中吠えて
いました。
寝不足です。
雨の音が激しくなると、不気味です。
どこに避難たしらいいのか、豪雨の中避難することが
できるのか、すこしビビッています。
祈るばかりです。
Posted by hnaa at 2012年08月14日 13:40
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