太鼓踊り
多羅尾で太鼓踊りが盛んになったのは、鎌倉時代後期であったそうです。
五穀豊饒天下泰平の祈りを捧げたようです。
この踊りが最も盛んに行われたのは江戸時代で、多羅尾氏が代官となって信楽を支配するようになり農民の慰安と増産の意欲を旺盛にするために活用されたようです。
明治の日露戦争頃までは踊られていたようですが、その後衰退し、いつしか忘れられていました。
昭和5年、当時の青年団によって一度復活しましたがまたもや戦争によって伝承者の方々が次々と出征し止むなく中止となりました。
そして、昭和45年ごろより数名の方々のご尽力により復活に向けての活動がはじまり、昭和52年10月1日多羅尾小学校児童により里宮神社の宵宮祭で奉納されました。
踊り、歌、衣装など大切なご苦労をなさったようです。
それから今日まで、小学校のご協力もあり踊り継がれてきました。
先人の方々の思いを心にとめながら明日の太鼓踊りに参加したいと思っています。
一人でも多くの方に見ていただいますように…(^^)
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